私がClaude Codeで最初に形にしたのは、シフト表からスタッフ別の画像を書き出す小さなツールでした。エンジニアではありません。毎月の手作業をどうにか減らしたくて、必要なことを日本語で伝えながら作りました。
この記事では、そのときに踏んだ手順を順番に書きます。プログラミング未経験でも使えるかどうかは、機能の説明を読むより、実際にどこまで作れたかを見てもらう方が早いと思うからです。
Claude Codeで何ができるのか
Claude Codeは、Anthropic社が提供するAIコーディングツールです。ターミナル上で「こういうものを作りたい」と伝えると、必要なファイルを作り、コードを実行し、結果を見ながら修正できます。
コードの知識がまったく要らないわけではありません。ただ、最初の一歩が文法の暗記ではなく、作りたいものを日本語で説明することになったのは大きな変化でした。
今回作ったもの
全体のシフト表を読み込み、一人ずつ見やすい画像にして保存するプログラムです。以前は全員分を手作業で作っており、月に半日ほどかかっていました。今は元データを用意して実行すれば、数分で終わります。作業前後の違いは業務効率化の実例記事にまとめました。
手順1:Claude Codeを使える状態にする
- Node.js 18以上をインストールする(npmで導入する場合)
- ターミナル(Mac・Linux)またはGit Bash/WSL(Windows)を開く
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeを実行してインストールclaudeと入力して起動、Anthropicアカウントでログイン
インストール方法は更新されることがあるので、実際に試すときはAnthropicの公式手順も確認してください。
手順2:「作りたいもの」を日本語で伝える
最初に渡したのは、コードではなく普段の作業説明でした。おおよそ次のような内容です。
「シフト表のデータから、スタッフ1人ずつの分の情報を抜き出して、画像として書き出すプログラムを作りたい。入力は表形式のデータ、出力は個人ごとのjpg画像。」
この時点では、細かな仕様まで決めていません。まず動くものを出してもらい、実際の結果を見てから足りない条件を伝えました。文章だけで完成形を言い切ろうとするより、この進め方の方が私には合っていました。
手順3:動かして確認、直してもらう
Claude Codeは、書いたコードをその場で動かせます。最初の出力は、そのまま仕事で使える状態ではありませんでした。
- 出力された画像のレイアウトが崩れていた → 「もう少し余白を空けて」と伝える
- 特定のスタッフだけ表示がおかしい → 該当データを見せて原因を一緒に確認する
このように、結果を見て具体的に直してもらいます。「うまくいかない」とだけ返すより、どの画像のどこが違うかを伝えた方が修正は早く進みました。
手順4:毎月使えるように整える
一度動いただけでは、翌月にまた迷います。そこで「毎月同じ手順で使いたい」と伝え、入力ファイルの置き場所や実行方法を整理しました。手順書も一緒に残しておくと、時間が空いても再開しやすくなります。
コードより先に、入力データでつまずいた
一番手間がかかったのは、コードそのものより入力データのばらつきでした。同じシフト表でも、書き方が少し違うだけで処理が止まることがあります。
エラーの内容を見せながら原因を確認し、入力側の書き方をそろえるのか、プログラム側で違いを吸収するのかを一つずつ決めました。自動化は「コードが動いたら完成」ではなく、普段のデータでも止まらず使えるところまで整えて、ようやく仕事になります。
最初の題材は、身近な面倒でいい
最初から立派なサービスを作る必要はありません。月末に繰り返している転記や、毎回同じ形に整えている資料など、自分が手順を説明できる作業の方が向いています。
私の場合はシフト表でした。完成形を知っていたので、出力を見て「ここが違う」と判断できました。Claude Codeを試すなら、まずは同じように、自分が良し悪しを判断できる作業を選ぶのがおすすめです。
補助金を使って体系的に学ぶという選択肢
作りながら覚える方法が合わない人や、質問できる相手と期限が欲しい人には、講座で学ぶ方法もあります。受講を検討するときは、内容だけでなく補助制度の対象か、受講前にどの手続きが必要かも確認してみてください。

